腱鞘炎の調整
「大元の腱の調整」下の手首側を廻しきること
「対応の調整」「橈骨のこすり」手首の掌屈・背屈の調整に
「橈尺関節の締め」グーパーがしやすい位置で締める
「橈尺屈の導引」行きやすい方で導引
「正中神経の透し」裏から透す、尺骨神経には小指ラインを
「母指の開き」示指の末端から外に巻く
「母指の対立」示指の中手骨を内巻きに
「指の牽引」受け手に引いてもらう、母指は真下ではなく内側に半円を描くように
プリノ・メソッドの復習
「骨盤底筋のゆすり」「骨盤リフト」「横隔膜の導引」
「ホルモン系の調整」三陰交、血海、鼡径部の上下、太陽神経叢、腋窩リンパの練りつぶし、顎下耳下リンパの調整、関節に○×を描く、ノドに手をかざす、胸鎖乳突筋の引き下げ、頭の牽引
貧血の方に「胸骨の回転運動」「胸骨の開きの調整」
飲み込みの調整に「ノドのゆらぎ」「釣鐘の応用」「坐骨神経の牽引」
頸の可動域の調整
始動支点の移動:後屈の改善・・・立位、坐位、お腹の正中
後斜屈の改善・・・残りやすい頸の引っ掛かりに「二頭筋の巻き上げ」
頸椎7番の土台の調整:頸椎7番が後ろに出ている場合に、仕上げに行う
立位の体軸移動の牽引:顔を固定し、身体だけ左右に行けるところまで廻してもらう
始動支点の移動:後屈の改善・・・小さく前ならえ、幽玄
側屈の改善・・・神経ストレッチ、肋骨上げ
回旋の改善・・・頭の無重力、膝関節の締め
「熊手の導引」中腰で腰痛になった方に、施術の初めに行う
「仙骨の前倒し・後倒し」腰痛施術の後、前屈の引っ掛かりをなくす、仕上げに行う
「脊柱管の横振り」脊柱管狭窄症と言われている方に、椎間の隙間をひろげる牽引
「胸椎のゆらぎの調整」胸椎の棘突起上の違和感や痛みを前後に揺らすことで緩める、最後に胸と背中ではさむショックを入れる、つわりの調整に
「すべり症の調整」腰が楽になる位置で、お腹の下に台を入れて行う
①仙骨の引き下げ ②上部腰椎の引き上げ ③骨盤の回転運動 ④仙腸関節の擦過 ⑤尾骨の擦過 ➅両足の腰椎の反射
「尾骨出し」尾骨の脇の痛みを確認、痛みのない側の膝を曲げきり固定し、反対側の足を外へ押し出す。最後に両足を持ち上げ、尾骨に反射を入れる。
膝痛の応用編
「半月板の透し」膝の曲げ伸ばしで音が鳴る場合に、膨らんでいる膝裏を透す
「膝の水落し4手」膝に水がたまる場合に、①鼠径リンパ ②足上げ+微振動 ③股関節の押し引き ④膝のリンパポンプ
「膝窩筋の導引」膝の真裏が痛い場合に、膝裏の足を反らせるだけの導引
「オスグッド系の導引」膝のお皿の下が痛む場合に、下腿で押し引きをつくり、膝を曲げてもらい、さらに頑張らせて骨盤から引かせ導引
「お皿の導引」膝のお皿の上が痛む場合に、お皿を内または外にずらし、楽になる方で導引
「側副靭帯の導引」膝の横が痛む場合に、側副靭帯が伸びた状態で固定したまま導引
「下腿の空気抜き」膝の曲げ伸ばしを楽にする、うつ伏せで膝を曲げ、下腿を外巻き、足を外反で固定し、反対の坐骨に踵を近づける操法
復習「腰痛パターン3手」①膝裏の硬縮取り ②外腹斜筋の導引 ③梨状筋の導引
「霊的クリーニング」作法を守ること、観念をもつこと
「股関節抜き」手で押し下げないように
「椎間板の導引」屈筋の導引・伸筋の導引・椎間板の導引・・・抵抗を強くかけ過ぎないように
受講者さんに症状を題材に
膝痛:左膝のお皿の下・内側に、あぐらをかくと痛みがでる
肩の後ろの痛み:三角筋・上腕三頭筋あたりの痛みと突っ張る感じ
・立位で下半身のボディバランスを観る・・・「股関節の内旋調整」「足首のノリ」「腓骨上げ」
・膝パターン+「オスグッド系の導引」
・肩の可動域検査から・・・「三角筋の導引」「三頭筋打ち」「広背筋上げ」
「膝裏の硬縮取り 応用Ver.」
上・内側・外で骨盤から引かせる・外で膝を開く・膝が浅い位置で上・膝が浅い位置で外
「ロープゆるめ」起立筋上の皮膚をずらす
「イザナミの調整」座位で鎖骨と背部を後に回転するように皮膚をずらす
胸郭出口症候群の調整
・手のシビレの原因がどこにあるのか探る・・・頸の付け根、鎖骨の裏、腋の下、上腕、前腕
頸の付け根・鎖骨の裏:「斜角筋の操法」
腋の下:「腋窩の操法」斜角筋の操法の応用
「腋窩突き」体温計をはさむ位置を、肩に抜けるように手刀で突き上げる
上腕:「二頭筋のつぶし」前後または左右から挟んで、シビレが消える位置でつかみ、軽く運動してもらう
前腕:「大元の腱の調整」腱鞘炎にもよく使う、前腕全体の調整
「橈尺の締め」橈骨と尺骨の膨らんでいる辺りを締め、シビレが消える位置でつかみ、軽く運動してもらう
「正中神経の透し」肘より少し上から手の甲まで透す
「指の牽引」指先をつかみ、受け手に肩で引いてもらい、手首に台を入れ下に牽引
股関節痛に
・まずは痛みを抜く:「股関節抜き」大腿外側の圧痛が抜ける位置で股関節を押し下げる
・股関節痛と間違えやすい大腰筋に:「大腰筋の導引」
・股関節痛と間違えやすい恥骨筋に:「腸骨筋・恥骨筋の導引(弓の導引)」膝を立てた足を外に置き、母指の根元で床を踏み踵を上げる。そのまま膝を内に倒し抵抗、次いで弓なりになるように肘を絞る導引
・痛みを減らしてから動きをつける:
「股関節の導引」大腿にエネルギーをつけて膝を倒し導引
「股関節の開き(始動支点の移動)」横向きから半身を起こし、股関節が開く格好にする
「横向きの梨状筋の導引」横向きから半身を起こし、立てた膝を外に開く導引
「股関節廻し」大腿にラセンのエネルギーを入れながら引き、股関節を廻す
・動きが改善できたら関節を安定させる
「股関節の中心づくり」横向きで大転子の出っ張りがへこむ位置をつくり、反対の股関節に向かって軽く押し、さらに一押し。
「股関節の一点調整」同側の示趾の末端の関節を押し、さらに一押し。または反対側の中指に。
腰痛パターン応用
・痛みが強い場合に:「腹直筋の導引」外腹斜筋の導引の腕の角度を変える。導引が難しい場合には:「按腹」
・イスに座る・イスから立ち上がる時に痛む場合に:「中殿筋の導引」梨状筋の導引に足の形を加える。導引が難しい場合は:「斜角筋の操法」
・臥位から起き上がる時に痛む場合に:「大腰筋の導引」母趾の付け根を支点に足を内に捻り、次いでお尻を上げる。導引が難しい場合は:「鎖骨下筋の調整」「大腰筋の牽引」
・中腰で痛めた場合に:「熊手の導引」足の指を丸めて導引
・腕を伸ばした状態で痛めた場合に:「三頭筋打ち」腕を吊り、三頭筋を下から打つ
肩こりの調整に
肩こりの原因・・・肩甲骨が動かない
①手・指の緊張からくる肩こりに:「扇の調整」
②座り仕事からくる肩こりに:「坐骨切り・坐骨打ち」「肩甲骨の平泳ぎ」
③立ち仕事からくる肩こりに:「承山上げ」「アキレス腱の反射」
「肩廻し4手」
①腕の押し引き ②腋のストレッチ ③肩甲骨のゆすり ④肩廻し 仕上げ⑤腕の押し引き
3つの上達のコツ
①グランディング:正座からの立ち方
②胸や背中は板:体幹は曲げない・反らない・捻らない・股関節から折る
③腋をつくる:手の位置を下げた腕立てから頭を上げ、次いで腕を伸ばしたら、腋を擦るように身体を降ろす
「膝の自重の牽引」膝が伸びない人に、うつ伏せで足の甲に触れたまま静かに降ろしていく
「膝の水落し4手」
①鼠径リンパの調整:鼡径部を手刀で固定し、膝を上下にゆする
②足の水落し:足を高く上げ、細かく振動を入れる。受け手が自分で腿を震わせられる場合はやってもらう。
③股関節のリンパポンプ:受け手の足裏を骨盤に付け、股関節に影響がでるように骨盤を前・後に動かす。
④膝の水落し:膝を軽く持ち上げ、一瞬で膝を曲げ開放する
「縄抜け」大腿の付け根を輪っかで締め、それから足を抜くように受け手に動いてもらう
「施術者の基礎づくり」
①グランディング:正座からの立ち上がり
②体幹をつくる:胸や背中は板のように、曲げたり反ったり捻ったりしないこと
③腋をつくる:腋を筋肉を使えるように運動
背中・肩甲骨周りのコリに
「起立筋のロープゆるめ」背中の皮膚を寄せて、さらに一方向性にずらす
「肋間の透し」背中の緊張は真裏に当たる胸骨の際に圧痛として出る。それが消える位置に指を立て、しばらくゆるむのを待つ
「肩甲骨取り」自分の足裏の上に肩甲骨を乗せ、内側に寄せる。受け手には肩を耳に寄せるように動いてもらい、腕を引く抵抗をかけ導引。ベッドで行う場合は手のひらの上に肩甲骨を乗せる
「肩甲骨廻し」横向きで肩甲骨周囲のコリを母指でとらえ固定し、受け手には手を床について肘をコリが動くように廻してもらう
「ブリッジの導引」脇をしめ肘を床ついてもらい、施術者は肩を持ち上げ、頭のてっぺんを床に着ける体勢になってもらう。そのまま後頭部に引く抵抗をかけ導引
頸・肩こりに
「扇の調整」手の緊張からくるコリに
「坐骨切り・坐骨打ち」「肩甲骨の平泳ぎ」座り仕事からくる肩こりに
「承山上げ」「アキレス腱の反射」立ち仕事からくる肩こりに
「横向きの骨盤廻し」「アキレス腱のゆらぎ」「足首伸ばし」妊婦さんの肩こりにも
膝パターン
①腰椎膝の3番の調整:腰椎回旋の導引
②仙腸関節の調整:梨状筋の導引
③腿裏のロープゆるめ:膝を立てた状態で、腿裏の筋肉の間を手刀で深く突いて揺らす
④アキレス腱伸ばし:アキレス腱の内側・外側の際の圧痛を確認し、その上から絞るように引く
➄中足骨の縦折り:足裏の内側・外側アーチをつくる
➅内転筋の導引:内転筋の上・下のラインを触診し、圧痛が消える形をつくる。上は足を底屈・内反に、下は足を背屈・外反にして導引
変形性膝関節症の方に、施術の一番はじめに行う
「股関節の内旋・外旋調整」施術対象となる膝の反対側の股関節を調整する。
四十肩・五十肩の調整に・・・痛みが強い場合は反対側の動きをよくする
「肩の巻き込み」肩の内旋・外旋の動きが悪い場合に
「三角筋の導引」肩の外転・内転の動きが悪い場合に
「肋骨上げ」肩の水平屈曲の動きが悪い場合に、側胸部を調整
「肩甲骨の開き」肩の水平伸展の動きが悪い場合に、肩甲骨と脊柱の間を調整
「体軸移動の牽引」身体を傾けた状態で腕を牽引、牽引したまま元に戻す
「壁登り」施術の後、患者さんにやってもらう自己調整法
武道をやられている方が2名連れ立って受けに来てくれました。以前より活法には興味をもたれていたようで、楽しく受けてもらえました。
活法入門編5手
「腰痛パターン3手」
①膝裏の硬縮取り:腰の反射点をとる、足から調整
②外腹斜筋の導引:腰痛の盲点である脇腹を腕から調整
③梨状筋の導引:腰痛の最大原因点を調整
「坐骨上げ」坐骨神経痛の症状がある場合に
「腹部の透し」仕上げに少し残った違和感を抜く
背中の調整に
「ロープゆるめ」脊柱起立筋を横からスライドさせる、皮膚だけを動かすように
「肋間の透し」「腰部の透し」
「腰背部の導引」うつ伏せできる方に、上げた膝を床に近づける導引+膝の反射
「あおりの導引」肩甲間部のコリに、腕を後ろに捻り上げて導引
「肩井の牽引」肩井のコリを固定して、そこを伸ばすように反対側に頭を倒させる
肩甲骨周りに
「肩の反射4手」
①僧帽筋のねっぱり:僧帽筋を一定圧で引く
②肩甲骨打ち:肘を持ち上げて肩を上げ、肩甲骨を打つ
③クランク:手首を吊って、肘を空中で廻す
④肘の反射:手首をまっすぐ・肘を曲げた状態で腕を持ち上げ、肘を打つ
達人への道・身体の基礎固め
①身体を透す:グランディング・・・正座からの立ち方
②胸・背中は板:体幹を曲げない・反らない・捻らない
③腋をつくる:前鋸筋を鍛える運動法
復習
「腰痛パターン3手」達人への道・身体の基礎固めで抵抗は1/3で十分にかかるようになる
「坐骨上げ」坐骨に対して正対してワザに入ること
「横振り」達人への道・身体の基礎固めで無駄に動かないこと
今回は太気拳を習っている整体師さんが来てくださいました。さすがに武道をやられている方は、身体の使い方が上手く、これからが大変楽しみな受講生さんでした。
入門編の内容
・腰痛パターン3手
①膝裏の硬縮取り:腰の反射点を調整
②外腹斜筋の導引:体幹の回旋の動きや腰痛に伴うお腹の張りを調整
③梨状筋の導引:腰痛の最大原因点を調整
・坐骨神経痛の症状がある場合
「坐骨上げ」足を牽引しつつ、坐骨を上げて神経を調整
・仕上げに
「腹部の透し」腰痛施術の後に立位で腰の動きを確認し、違和感の残る部分を調整
腰痛パターン症状別とその相関関係
「腹直筋の導引」痛みが強い場合に、腕の角度を反対の腹直筋と一直線にした外腹斜筋の導引
「中殿筋の導引」椅子に座る・椅子から立ち上がるときに痛い場合に、小指で床を踏んで踵を上げた状態での梨状筋の導引
「大腰筋の導引」寝た状態から起き上がるときに痛い場合に、足を内側に捻って母指球に抵抗をかけ、次いで臀部を持ち上げてもらい導引
「腰椎回旋の導引」腰のバランス調整に、膝を立てた状態で左右に倒し、楽な方で3回、反対に半分の力で2回導引
相関関係
・中殿筋には・・・斜角筋の操法
・大腰筋には・・・鎖骨下筋の調整
・内転筋には・・・大円筋・小円筋の固定と移動
膝パターン:膝痛の原因は・・・
「ベースの5手」
①腰椎3番の回旋調整:膝を倒して楽な方からキツい方へ倒させて導引
②仙腸関節の導引:梨状筋の導引と同じ
③腿裏のツッパリ取り:腿裏のハムストリングスの間の奥に手刀を深く入れて揺らす
④アキレス腱引き:アキレス腱の内縁と外縁の痛みを確認し、そこを引く
➄中足骨の縦折り:足裏を固定し、内側と外側の縦アーチを調整する
ここまででで膝痛の遠因となる部位を調整したので、次に最大原因点である内転筋へ
「内転筋の導引」薄筋を境にその上のラインと下のラインの圧痛を探り、それが消える位置で導引。上のラインは足を底屈・内反に、下のラインは足を背屈・外反にして抵抗をかける。
「オスグッド系の導引」膝のお皿の下が痛む場合に。下腿で押し引きをつくり、膝を曲げさせる。ある程度膝が曲がったら、そこで頑張らせて導引。
復習
「外腹斜筋の導引」手や腕の力を使わないように
「坐骨上げ」体幹の安定感をつくること
頸の回旋の調整に
「扇の調整」手の緊張を抜く:手を広げて固定し内廻し5回・外廻し5回を3セット
「股関節8の字引き」股関節と第1頸椎との相関関係:頸の動きの悪い方の股関節を大きく外に廻ししながら足を牽引、さらに一引き
「頭の無重力」耳を外と上に引いて頭の重さをなくし、体幹のねじる動きを左右調整する
コロナキャンペーンを始めてから、第1号の受講者さん。開業にあたり、新しい技術を身に付けたいとお越しくださいました。
入門編の内容
・腰痛パターン3手
①膝裏の硬縮取り:腰の反射点を調整
②外腹斜筋の導引:体幹の回旋の動きや腰痛に伴うお腹の張りを調整
③梨状筋の導引:腰痛の最大原因点を調整
・坐骨神経痛の症状がある場合
「坐骨上げ」足を牽引しつつ、坐骨を上げて神経を調整
・仕上げに
「腹部の透し」腰痛施術の後に立位で腰の動きを確認し、違和感の残る部分を調整
「骨盤廻し」廻しはじめを急がないように
「腰痛パターン3手」薬指の付け根を支点に抵抗をかけること
「坐骨上げ」足を下ろす時に、坐骨を上げた足の固定の意識を残しておくこと
「腹部の透し」指先や肘にはじめから力を入れないように
「頸椎1番2番の調整」顎の下の圧痛をとらえたら、その圧を変えないように
「内転筋の導引」膝にかける抵抗はしっかり、足にかける抵抗は軽く
「橈尺関節の導引」自分がやりやすい体勢で行うこと
免疫系に
「恥骨筋の導引」「ミルクラインの導引」「骨盤底筋の導引」恥骨と扁桃の相関
「風邪抜きの導引」風邪の治りがわるいときに左側にかける(右側は風邪のひき始めかも?)
「三大リンパの調整」リンパ系を活性化
「胸骨の回転運動」胸腺に刺激
復習
「顎関節の調整3手」①頸椎1番2番の調整 ②咬筋のねっぱり ③側頭骨締め
「足元の調整3手」①足関節の調整 ②中足骨の調整 ③バンドの調整・・・顎関節と相関
「頭蓋骨の調整」「顎関節締め」クリック音を減らす
「下顎の導引」「開口のセルフ運動」
「歯ぎしりの調整」座位で後ろから下顎骨を下に軽く引き・前に軽く押し出す
新技☆ 会員の渡辺清一さんより
「多裂筋の導引」仰向けで片側ずつ上前腸骨棘を上げるテストを行う。上がりずらい方の足を伸ばしたまま、足を背屈・内反してもらう。肘を床について上前腸骨棘を持ち上げてもらう。足背を押し、さらに外に返す抵抗をかけ導引。
「大腿の導引」内転筋の圧痛を確認。膝を立てそこから足裏が床から離れない状態で、できるだけ膝を伸ばしてもらい、そこで足先を内側に向ける。肘を床について上前腸骨棘を持ち上げてもらう。骨盤外側に手のひらをのせ、円を描くように抵抗をかけ導引。
掬いの手の使い方:お腹から手が生えてくるように(始動支点の移動)
「内転筋の導引」膝を開く側をしっかり止める、足を返す側は軽くかける
「オスグッド系の導引」押し引きを腕でやらないように
「腸脛靭帯の導引」かけるポイントに力が集まる位置にもっていくこと
「胸腰椎移行部の一点調整」当てる膝が少しずつめり込んでいくように密着させる
「橈尺関節の導引」自分の手のひらに肘をのせてもらう
「腰痛パターン3手」
①膝裏:受け手の小指に自分の小指が掛かるくらいの位置で抵抗をかける
②外腹斜筋:手首を持つ手は密着し持ち直ししない、腕はしっかりと引く
③梨状筋:殿部に触れる腕は低い位置で肘を支点にする、膝を返すときに身体をぶらさないこと
「坐骨上げ」足は軽い状態で持つ、お腹から足が生えてくるように、踵を支点にし坐骨を上げる
「梨状筋の応用」
①腰仙部:開く膝側をしっかりと止める、手で足を引かない
②坐骨・尾骨の間:開く膝側をしっかりと止める、手で足を止めない
③坐骨・尾骨のちょっと上
掬いの手の使い方:お臍辺りを中心として、小さく前ならえした範囲から手を出すようにする(始動支点の移動)
「大胸筋の導引」片側の肩口の緊張に
「両側の大胸筋の導引」肘を少しすぼめたところで抵抗をかける、胸郭の動きが悪いときにも
「鳥籠の調整」「残気出し」「肩口の固定」呼吸の調整に
「上顎骨上げ」鼻の通りが悪いときに
「梨状筋の応用」腰仙骨部・坐骨尾骨間・坐骨尾骨間のちょっと上
「腓骨上げ」ふくらはぎの巻き込みをしっかりと行うこと
身体の観かたの練習
・広く全体が視野に入るように身体を観て、動いている所と動いてない所を見つける
・お互いの身体の不調を改善
・何をどう観て、何を目的に施術するかを考えて発表する ⇒ 結果を確認
◎考えがまとまったら、考えずにただ行うこと。
「透し」肘から透すように行う。透すのではなく既に透っているというイメージを持つ。
「カスミ」肩口が伸び切るように手を引く。引く幅を自分で決めつけないこと。また、受け手の動きをじゃましないように行う。そして、受け手の体軸をぶらさないようにすること。
「腰痛パターン7手」手順を覚え、身体を使えるようになったら・・・あまり動き過ぎないように、適格に動くことを覚える。何を目的に技をかけているのかを明確にすること。
「昇り竜」足裏の母指側から内に寄せ、さらに踵側に押し下げ固定。そのまま足を持ち上げていき、一番高い位置で一端停止。足を緩めずに足を下ろし、そのまま床に置く。坐骨神経痛に。
手の使い方・身体の使い方の確認
・下腿外側での確認・・・母指と四指が均等に使えているか
脊柱際の基礎練習
・母指と示指の間隔が狭すぎないか
・母指と四指は均等に使えているか
・ポジション取りは近すぎないか・遠すぎないか
・身体の移動は正中線を越えているか
・身体を下に沈みこませていないか
・腰を反らせていないか
・お尻を引いていないか
・立てた足側の股関節や膝・足元に力が入っていないか
・床に着いた膝側の足の向きを調節できているか
手が疲れたら・・・手のケア:感覚でどの方向に向けると緩むかを感じ取る
指圧の手の使い方
①テニスボールを母指と他の四指で均等につかむ。
②テニスボールをつかんだ母指の凹みが上下左右均等になる位置を探す。
③押している指の感覚を残す・・・母指だけを押し込まないように。また、指の感覚を残すことで受け手の状態を把握する。
下腿外側での基礎練習
ムダな力を抜く・・・関節がギュッと締まり過ぎないように気をつける。
押す方向が重要・・・面に対して垂直に。押しきった時に受け手の足がピタッと止まるのを確認するように。
身体の使い方も注意・・・押そうとして身体を前のめりにしすぎない、頭を下げないように。
※ 手指が疲れたら手のケア・・・優しく触れ圧の方向をどちらに向けるかで緩ませる、感覚の訓練にもなる。
入門編
腰痛パターン3手
①「膝裏の硬縮取り」腰の反射点をとる。足を反らせて外へ向け導引。
②「外腹斜筋の導引」脇腹を調整。腕を内巻きにして伸ばし導引。
③「梨状筋の導引」腰痛の最大原因点を調整。足をくの字に曲げ、膝を床に近づけ導引。
「坐骨上げ」坐骨神経痛に。坐骨を上げ、足を牽引したまま降ろす。
「腹部の透し」腰痛パターンの後、少し残った違和感をとる。反対側から透す。
頸の回旋の調整に
「扇の調整」手の緊張を抜く。手を扇のように開いて廻す。
「股関節8の字引き」頸椎1・2番の調整に。股関節を外廻しし足を牽引、さらに一引き。
「頸椎回旋の導引」「おがみの導引」回旋しやすい方に3回、反対に1/2の力で2回導引。
「釣鐘」頸を牽引したままで体軸の移動を行う操法。
「パンタグラフの調整」足裏を合わせ、手をカギにして組み楽な方で廻してもらい固定。
「膝の締め」正座で回旋の良くない方の膝を締める。
「肩の後ろ廻しのセルフケア」頭を動かさないようにして、肩を後廻ししてもらう。
頸の後屈の調整に
「腕の外巻き」両腕の手首を持ち外に捻る。
「手甲の固定」背中で手の甲を合わせてもらい、胸椎に固定する。
「ブリッジの導引」肘を張り、頭のてっぺんを床につけてもらい導引。
「足の導引」片方を背屈と反対を底屈で、やりやすい方で導引。
「肋間の透し」胸椎が頸の後屈の邪魔をしている。硬くなっている背部を透す。
JR武蔵野線 「新秋津」より徒歩17分
西武池袋線 「秋津」より徒歩20分
東村山第六中学校そば ※駐車場あります
〒189-0001 東京都東村山市秋津町2-31-9
Tel: 090-6538-2290
※ HPに掲載されている内容は受講者のためのものですので、無断転載はご遠慮下さい。