「 術理道法 」とは、碓井総導師の道場に掲げられている書の言葉です。
先日発売された、月刊秘伝2015年5月号に掲載された写真にも写りこんでいます。
これにはいろんな意味が含まれていると伺いました。
「 術 」という字を分解すると、行うという字の間に求めるという字が含まれ
行いを求め続ける という意味になります。「 理 」はさとる(悟る)、差を取る という
意味があります。
「 道 」は、みちとも読めますよね。 これを分解すると「み」と「ち」になります。
「 み 」は、からだの身や美しいの美といった 外面を表す 言葉で、「 ち 」は体内を流れる血や智慧の智といった 内面を表す 言葉となり、この二つはそれぞれ陰と陽を表しています。
これらをまとめると、差を取り陰陽を成立させる行いを求め続ける「 法 」
すなわち 活法 を示していることになります。
碓井流活法には、このように字の形や読みなどに意味があり、また他の字に当てはめ
読み換えてみたりと、日本語の文化に根付いた考え方が多く含まれています。
これを面白いと思われるかは、人それぞれかもしれませんが ...