「捻挫の調整3手」
①足関節の調整 足関節を締めるように廻し、密位から最密位に引く。
②中足骨の調整 踵を固定し、中足骨を外廻しで密位にし、さらに最密位になるように廻す。
③バンドの調整 アキレス腱を持ち下肢を上へ、それを押さえるように下へ押しはさむ。さらに上下からはさむ。
「古い捻挫の導引」 足関節を開く形にし、踵を引く。そのまま腰から下肢を引いてもらう。上がった所で導引。
残った痛みの調整 足裏・足背の固定と移動、足指の導引
「腱の調整」 手首側を内巻き、肘側前腕を外巻きに廻し、そこからさらに前腕を外巻きに。
「橈尺関節の締め」
「手関節の背屈・掌屈の調整」 背屈がキツイ場合は橈骨を下げるように5回こする。掌屈は上げるように5回こする。
「バネ指の調整」 手首を極めたら目的の指の根元を固定し、さらに肘まで極める。指先が伸びた方向に牽引し、指先から螺旋の動きで外廻しで元の位置に戻す。
「母指の調整」 ①まきこみ・・・示指の中手骨を内巻きに ②閉じ開き・・・示指と3指の間を開き、示指を外巻きに
「手指の牽引」 指を術者に向かって伸ばさせ、それをつかみ牽引。そこから受け手に肩で腕を引かせる。そのまま指を下へ向け、一端停止のあと元に戻す。
「茶筒の調整」 指の関節をの上下をそれぞれ回転させる。末端側を大きく、根元側を小さく廻す。
「押し引き」 腕の重さをなくした状態で動かす。
「坐骨上げ」 坐骨を足でとらえゆする。ゆるみがでたら押し引きをつくり、そこから足を蹴り出す。次に足を引き遠くに置くように踵を床につける。殿部からかかとまでズバッとなでおろす。