立位での身体の土台、それは足元です。
上体の土台は股関節でしたが、それを支えているのが下肢の一番下の足の裏となります。
足裏の土踏まずと言われるように、全面が床や地面についているわけではありません。
ではどこに・・・というと
親指の根元のふくらみ「母趾球」、小指の根元のふくらみ「小趾球」、そして「踵(かかと)」の三点で身体を支えています。
ビデオやカメラで撮影する際には固定するために三脚を使いますが、足も三脚と同じように
三点で接地し、足に付いている筋肉や靭帯などが三脚を支える柱の役割となっています。
この三点軸がくずれてしまったらどうでしょう?
建物の土台のように身体は傾いてしまいます。 しかし、身体には三脚と違い筋肉があり
その傾きを支えようと緊張します。 この緊張が、コリや痛みとなり、それが長く続くと
骨を引っ張って骨格も歪み様々な悪影響の要因となります。
そこで、特に下半身の症状には 「 痛みや不調の調整 」 とともに、足元の三点軸を整えることも
重要です。三点軸を整えると足裏のアーチがしっかりとして、安定して立てるようになりますよ。