技術を身に付けるには・・・感性のアンテナを立てることです。
勉強と違って能書きを覚えるのではなく、感性で身体で覚えていくことが重要です。
皆さんの手は 「 送受信のアンテナ 」 です。
さらに言えば、手の感覚はかなりいい加減なもので、手だけで感じているわけではありません。
手(五感)を通して細胞との対話を行っているのです。
触診や筋力テスト・可動域テスト・圧痛の確認など ... この意識を持って行うことで
感性が磨かれてくると思います。
また、これらの技術を覚えていくことは・・・人間としての形成も育てていく事に繋がります。
だからといって、常に真面目でいる必要はありません。
施術に入ったとき、技術を学んでいるときにパッと切り換えできることが大事で
ムリをすることではありません。
興味をもって楽しみながらやることが一番で、覚えるのも長続きもします。
もう一つ、技術を覚えていく際、人によって早い・遅いがありますよね。
それは元からもっている知識や理解力、器用さや身のこなしに差があるからです。
しかし、これと思ったものを何か一つ突き詰めてやりこんでいけば必ず花開きます。
そして、いつも頭を豆富のようにまっさらにやわらかく、四角四面にただ同じことを
同じように行うのではなく、いろんな人に合わせてどのように使ったらよいか?を
考えていくことが修得の早道だと思います。