誰でも年をとれば目が悪くなる、耳が遠くなるなど老化していきます。でも最近そんなに年がいってなくても老眼?というような、眼の疲れを訴える方が多くなっているように感じます。PCやスマホ、ゲームなど以前よりも生活や仕事の中で目を酷使することが多いためかと思います。
碓井流活法では、その原因を「右肩甲骨が下がっているため」ととらえています。ですから逆に右肩甲骨を上げることができれば良いのです。その方法は・・・
①まず患者に小さな文字に焦点を合わせて、その見えるギリギリの距離を確認してもらう。
②正座で右肩甲骨の下角に指をひっかけ、上半身を後ろに倒れるようにしてもらう。
③後ろに倒れると肩甲骨が上がるので、それを固定しもとに戻ってもらう。
④これを5回繰り返すと、はじめよりかなり右肩が上がった状態になるのでそこで深呼吸。
再度、小さな文字が見える距離を確認してもらうと、その距離が伸びているはずです。全て良くなるわけではありませんが、良くなった方はメガネが合わなくなり、以前使っていたメガネに戻したなんてこともあります。