12/17(木)第2回出張「活法指圧」講座やってきました

 今回は、広瀬すずさん主演の映画「ちはやふる」の舞台にもなる、かるた記念大塚会館で指圧学校の学生さんと活法仲間の方とのコラボ、総勢16名で行いました。

 

 テーマは「頭」と「頸」の指圧。指圧は指で押すというイメージが強いと思いますが、頭やお腹など筋肉が薄くかつ反応が強くでる部分には、手の力を極力抜いて押す方法を用います。そのため、始めに手のひらの指圧を練習しました。これは指圧師さんの手のケアとして活法指圧の練習後にお互いに行うものですが、手を良く使う・手の症状を持っている方の治療に用いるものです。フワッと手のひらのコリなどに母指を当て、その圧のままでバターをじわっと溶かすように待ちます。そうすると不思議とコリがほぐれてきます。この時、活法の「透し」の観念を持って行うとさらに良いと思います。この手の使い方で頭にも指圧してもらいました。

 

 頸も強く押してはいけない部位です。しかし、これも母指でグイグイ押すのではなく、肘や身体の動きをうまく使って指圧を行うと深く押すことができます。すぐには身に付かないかもしれませんが、できるだけ指の力を抜くことが第1歩となります。今後も月1回は、この講座を開催する予定でおりますので、お時間の都合がつく方はぜひご参加ください。継続は力なりです。